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J-GLOBAL ID:200902209015707150   整理番号:08A0839936

分岐鎖アミノ酸及びアルギニンはC2C12細胞系においてmTOR経路を介してMaFbx/アトロギン1 mRNA発現を抑制する

Branched-chain amino acids and arginine suppress MaFbx/atrogin-1 mRNA expression via mTOR pathway in C2C12 cell line
著者 (11件):
資料名:
巻: 1780  号: 10  ページ: 1115-1120  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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筋肉蛋白質の分解に及ぼすアミノ酸の影響は依然として不確かである。最近の研究は,異化条件での蛋白質分解がユビキチン-プロテアソーム蛋白質分解経路を介して生じること,また,筋肉特異的ユビキチンリガーゼ(アトロギン1及びMuRF1)が蛋白質分解に重要な役割を演じることを明らかにしている。本研究において,C2C12筋肉細胞におけるアトロギン1及びMuRF1レベルに及ぼす5mMアミノ酸(ロイシン,イソロイシン,バリン,グルタミン酸及びアルギニン)の直接的影響,及び関与する細胞内シグナル伝達経路を調べた。ロイシン,イソロイシン及びバリンは6及び24時間の刺激でアトロギン1及びMuRF1 mRNAレベルを抑制した(≒50%)。アルギニンはアトロギン1 mRNAに対する24時間処理を除いて類似した効果を示した。しかしながら,グルタミンはアトロギン1及びMuRF1 mRNAレベルを低下させなかった。アトロギン1 mRNAレベルに及ぼすロイシン,イソロイシン及びバリンの阻害効果はラパマイシンにより逆転したが,ウォルトマンニンはその影響を逆転しなかった。PD98059及びHA89は,これらのアミノ酸の阻害効果に影響を及ぼさないで基本アトロギン1レベルを低下させた。MuRF1 mRNAレベルに及ぼすロイシン,イソロイシン及びバリンの阻害効果はラパマイシンにより逆転されなかった。纏めると,これらの発見により,ロイシン,イソロイシン及びバリンはmTORを介してアトロギン1 mRNAレベルを低下させること,また,種々の経路がMuRF1 mRNAレベルに及ぼすこれらのアミノ酸の影響に関与していることを示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子発現 
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