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J-GLOBAL ID:200902209077729796   整理番号:08A0258845

アセチルサリチル酸は,塩負荷卒中好発ラットで酸化剤損傷から脳血管を保護する

Acetylsalicylic acid provides cerebrovascular protection from oxidant damage in salt-loaded stroke-prone rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  号: 13-14  ページ: 806-815  発行年: 2008年03月26日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症過程は,塩負荷卒中好発自然発生高血圧ラット(SHRSP)で脳血管障害の病因に重要な役割を果たすと考えられる。最近の報告書は,アセチルサリチル酸(アスピリン)は,抗酸化特性があり,内皮NOシンターゼの直接賦活により一酸化窒素遊離を引き出すことを明らかにした。本試験は低用量アスピリンが酸化障害を保護することにより,塩負荷SHRSPで脳血管障害を予防するかどうかを決定するために設計した。9週齢SHRSPは,5週間のナプロキセン(20mg/kg/日),サリチル酸(5mg/kg/日),アスピリン(5mg/kg/日)による投与の存在非存在にかかわらず,0.4%NaCl,もしくは4%NaCl食を給餌した。血圧,血液脳関門損傷,死亡率,脳血管炎症と損傷のパラメータを,それらのラット間で比較した。SHRSPの高塩分摂取は有意に血液脳関門損傷と早期死亡率を上昇させ,それらは血圧変化に関係なく,アスピリン投与で抑制された。塩負荷はSHRSPの脳底動脈でスーパーオキシド産生を有意に上昇させ,アスピリン投与で有意に抑制された。塩負荷はまた有意にSHRSPの脳底動脈でNOS活性を低下させ,アスピリン投与で有意に改善された。塩負荷5週間後で,SHRSPの脳皮質の卒中陰性区域でマクロファージ蓄積,マトリックスメタロプロテイナーゼ-9活性は,アスピリン投与で有意に減少した。これらの結果は低用量アスピリンが,スーパーオキシド産生のダウンレギュレーションと一酸化窒素合成の誘発を介して塩負荷による脳血管炎症と損傷に対し保護効果を発揮することを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 
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