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J-GLOBAL ID:200902209421905825   整理番号:09A0769730

中部日本,三重県の英虞湾のコアマモZostera japonica Ascherson & Graebnerの種子発芽と生長の温度特性

Temperature characteristics in seed germination and growth of Zostera japonica Ascherson & Graebner from Ago Bay, Mie Prefecture, central Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 921-927  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本周辺水域のアマモ場は大幅に減少し,アマモ場の構成種の1種であるコアマモを用いた復元が試みられているが,北アメリカの北太平洋海岸では,1950年代からコアマモの分布域が急速に広がり河口域の潮間帯の在来の生態系に深刻な変化が起きている。栽培試験により英虞湾で採集したコアマモ種子の発芽と生長の温度特性を調べ,本種の分布域の拡大の可能性について議論した。0°Cで種子を0,30,60日保管した場合,保管期間に関係なく種子発芽の最適水温は15~20°C,発芽率は最高14%であった。初期生長の最適水温は20~25°C,相対成長率は3.8~4.2%/日であった。実生は最高29°Cまで生存できたが,30~35°Cで大部分が枯れた。発芽と生長の最適水温は,サンプリング場所の水温の季節変化と関連があった。夏期の英虞湾ではコアマモの実生はほとんど観察されなかったが,夏期の水温が29°C未満の水域で,分布を広げている可能性がある。
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分類 (4件):
分類
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海藻類  ,  増養殖の技術  ,  植物に対する影響  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (37件):
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