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J-GLOBAL ID:200902209423916271   整理番号:08A1223900

水分及び圧力の関数としての流紋岩の粘性モデル 遠心ピストンシリンダ実験に基づく校正

A model for the viscosity of rhyolite as a function of H2O-content and pressure: A calibration based on centrifuge piston cylinder experiments
著者 (4件):
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巻: 72  号: 24  ページ: 6103-6123  発行年: 2008年12月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水を0.15-5.24wt%溶解した合成流紋岩溶液のニュートン粘性を測定し,得られたデータに基づき,温度,圧力及び水分含有率を関数とした粘性モデルを構築した。試料として,水リッチな塩性花崗岩質流体(HGG)を出発物質とした様々な水分を有する各種の酸化物や水酸化物を混合し溶融したHGGガラスを利用し,試料の粘性は,温度580-1640°C,圧力5-25kバールにおいて,外径3.4mmガラスシリンダー内のカプセル封入された試料の中で静的及び加速度的に落下する白金球の速度を計算することにより測定した。実験の結果,水分の増大はもろさを大きく減少させ,活性化容積を増大させること,温度は活性化容量に大きな影響を及ぼし,水含有率が1.6%以下では陽性を,それ以上の場合は陰性であること,圧力の影響は粘性を下げること,また,物理的な特性やその誘導体は溶融物の構造に直接関連しており,温度の上昇や水の添加により,一層,移動性の高い構造になり,高温や(或いは)高含水率の場合,温度の構造への影響が隠されてしまうことなどが分かった。このような実験結果から,深い地殻において,圧力増大に伴う溶融物の挙動が推定され,活性化領域の増大の溶融物構造への影響が推定できる。モデルで計算した,無限温度,擬似活性化エネルギー及びVogel Fulcher Tammann(VFT)温度における粘性と,以前の粘性モデルで計算した値はよく合致した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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液体の輸送現象一般 

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