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J-GLOBAL ID：200902209452391838   整理番号：08A0646478

クプレドキシン類の間における関連性の実験的証拠:亜酸化窒素レダクターゼにおける赤,青,および紫銅の変換

Experimental evidence for a link among cupredoxins: Red, blue, and purple copper transformations in nitrous oxide reductase

著者 (6件)： SAVELIEFF Masha G. (Univ. Illinois, IL) ,  WILSON Tiffany D. (Univ. Illinois, IL) ,  ELIAS Youssef (Univ. Illinois, IL) ,  NILGES Mark J. (Univ. Illinois, IL) ,  GARNER Dewain K. (Univ. Illinois, IL) ,  LU Yi (Univ. Illinois, IL)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 23  ページ： 7919-7924  発行年： 2008年06月10日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クプレドキシン類はレドックス活性をもつ銅蛋白質の一群で,電子伝達の機能のほかに生体反応を触媒する酵素機能も持っている。このクプレドキシン類はフォールド内の銅部位の違いによって青型1(T1)銅,赤型2(T2)銅,および紫Cu_Aの3種が見出されているが,これらの関連性に関する実験的証拠はまだ報告されていない。本研究では,亜酸化窒素レダクターゼの青T1銅,赤T2銅,および紫Cu_A中心間にpH-依存変換が起こることを発見した。青-および赤銅中心が先ず形成され,その後それらが紫Cu_A中心に変換される。このプロセスはpH-依存性で,高pHで多くは青-および赤銅中心を形成し,徐々に紫Cu_Aへと変換されるが,低pHにおいては紫Cu_Aへと迅速遷移が起こる。これらの知見は,異なるクプレトキシン間に進化的関連性の存在を示すとともに,各タイプのクプレドキシン形成調節におけるpHの重要性を指摘するものである。

シソーラス用語： 酵素 ,  *銅タンパク質 ,  電子伝達系 ,  pH依存性 ,  金属酵素 ,  *折畳み構造 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  電荷移動 ,  Paracoccus denitrificans ,  分子進化
準シソーラス用語： *クプレドキシン ,  亜酸化窒素レダクターゼ

分類 (2件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (9件)： 関連性 ,  実験 ,  証拠 ,  亜酸化窒素 ,  レダクターゼ ,  赤 ,  青 ,  紫 ,  銅