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J-GLOBAL ID：200902209613915816   整理番号：09A0418844

東海地方の非定常地殻変動-東海スロースリップと2004年紀伊半島南東沖の地震の余効変動-

Transient Crustal Deformation in the Tokai District-The Tokai Slow Slip Event and Postseismic Deformation Caused by the 2004 off Southeast Kii Peninsula Earthquake-

著者 (2件)： 水藤尚 (国土地理院 地理地殻活動研究セ) ,  小沢慎三郎 (国土地理院 地理地殻活動研究セ)
資料名： 地震  (地震第2輯)
巻： 61  号： 3  ページ： 113-135  発行年： 2009年03月30日 
JST資料番号： G0931A  ISSN： 0037-1114  CODEN： JISHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 以下の7項目について述べた。1)はじめに,2)データ解析方法(GPS データ,地震時のオフセット補正),3)2004年9月5日紀伊半島南東沖の地震の余効変動(余効変動メカニズム,粘性緩和による変動の見積もり,余効すべりによる変動の見積もり),4)東海地方の非定常地殻変動とスロースリップ(東海地方の非定常地殻変動,スロースリップの推定,スロースリップの推移),5)東海地方のプレート境界域におけるすべりの収支(バックスリップ速度,すべりの収支),6)議論(東海スロースリップは過去にも発生していたのか?,短期的スロースリップ,低周波地震との関係,東海スロースリップの特徴),7)まとめ。

シソーラス用語： *東海地方 ,  特性 ,  *地殻変動 ,  半島 ,  *地震 ,  データ解析 ,  *滑り ,  推定 ,  スロー地震 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  非定常性 ,  紀伊半島 ,  スロースリップ

分類 (1件)： 地震学一般  (DC03020A)

引用文献 (73件)：

• ANDO, M. Source mechanisms and tectonic significance of historical earthquakes along the Nankai trough, Japan. Tectonophysics. 1975, 27, 119-140
• 防災科学技術研究所. 西南日本の深部低周波微動に同期する短期的スロースリップイベント (2004年11月-12月). 地震予知連絡会会報. 2005, 74, 440-444
• BRUDZINSKI, M. Slow slip transients along the Oaxaca subduction segment from 1993 to 2007. Geophys. J. Int. 2007, 171, 523-538
• 中央防災会議. 東海地震に関する専門調査会報告の概要. http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/20011218/siryou2-1.pdf. 2001
• DALLA VIA, G. Irpinia earthquake. J. Geophys. Res. 1980, 110, B06311

タイトルに関連する用語 (8件)： 東海地方 ,  非定常 ,  地殻変動 ,  東海 ,  スロースリップ ,  紀伊半島 ,  地震 ,  余効変動