抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米の消費,関連のある食品摂取パターン,及び米がアメリカ人の食事にもたらす栄養的寄与についてはあまり知られていない。本研究の目的は,アメリカにおける米の消費並びに米消費者の食事に関する情報の提供であった。データは,個人の食品摂取量連続調査(1994~1996)及び国民健康栄養調査(2001~2002)から得た。回答者は24時間想起食餌摂取量を報告した。食品中で利用可能な米の量を食品産物摂取データベースを用いて推定した。消費者を食品中で消費した米の量に基づいて分類した。分析は,個人の食品摂取量連続調査から9318人及び国民健康栄養調査から4744人の成人の情報を含んだ。加重割合及び平均値を用いて食品及び栄養摂取量を示した。ロジスティック回帰分析を,米の消費に影響を及ぼす経済的,社会的及び人口統計的要因の間の関係を調べるために用いた。米はアメリカの成人の著しく大きな割合の人達により消費された。米を消費しない他の人達に比べて,米の消費者は脂肪及び飽和脂肪から一日当りのエネルギーの少ない割り当て分を消費した。また多くの鉄及びカリウム,多くの食物繊維,肉,野菜及び穀類を消費した。人種/民族性及び教育は,米を消費することの確率の決定要素であり,低収入状態よりも一層大きな要素であった。米を消費しない人に比べて米の消費者は,より多くの野菜,脂肪及び飽和脂肪からのより小さなエネルギー割当て,より多くの食物繊維及びより多くの鉄を含む食事を選択した。この相違は,過去10年間比較的安定して留まった。人種/民族性及び収入水準を評価することは,食品の選択に影響を及ぼす要因をより良く理解するために,また食事介入の効果的な設計のために重要である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.