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J-GLOBAL ID:200902209859986135   整理番号:08A0711554

静岡県の茶園におけるクワシロカイガラムシの土着天敵類の発生実態 第1報 天敵の種類および寄生性天敵の種構成

Research on the Natural Enemies of the Mulberry Scale, Pseudaulacaspis pentagona (Targioni), in Tea Fields in Shizuoka Prefecture, Japan I. Species of Natural Enemies and Species Composition of the Parasitoids
著者 (4件):
資料名:
号: 105  ページ: 13-25  発行年: 2008年06月30日 
JST資料番号: G0753A  ISSN: 0366-6190  CODEN: CHKHB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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静岡県の茶園に生息するクワシロカイガラムシの土着天敵の種類,種構成,発生消長などの発生実態を調べた。2002年と2003年に牧之原地区の数箇所の茶園を対象とした。クワシロカイガラムシの土着天敵として,高次寄生蜂2種を含む6種類の寄生蜂と捕食性タマバエ1種および3種類のコウチュウ目天敵昆虫を確認した。寄生蜂6種の中では,チビトコバチ,サルメンツヤコバチ,ナナセツトビコバチの3種が主要種であり,さらにチビトビコバチがほとんどの茶園で第1優占種であった。年間の中では寄主の世代が進むにつれて,種多様性が高まる傾向がみられた。種多様性の高まりは,天敵群集による寄生率の上昇を伴っていた。寄主をめぐる種間競争が激しくなり,世代が進むにつれてギルド内捕食もあったことが示唆された。
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  し好料作物 
引用文献 (24件):
  • 南川仁博・刑部 勝 (1979): 茶樹の害虫. 日本植物防疫協会, 東京, pp. 83-94.
  • 小澤朗人 (2006): クワシロカイガラムシの多発と研究動向. 静岡県における植物防疫のあゆみ--最近の20年--静岡県植物防疫協会創立50周年記念誌. 静岡県植物防疫協会, 静岡, pp. 59-63.
  • 小澤朗人 (1995): チャ寄生クワシロカイガラムシの発生消長と防除対策. 植物防疫, 49, 241-244.
  • 多々良明夫 (1997): クワシロカイガラムシの天敵類に対する農薬の影響と茶園における寄生蜂の寄生率. 静岡茶試研報, 21, 23-29.
  • 武田光能 (2006): 茶樹のクワシロカイガラムシ防除. 植物防疫, 60(8).365-368.
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