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J-GLOBAL ID:200902209880367666   整理番号:08A0686941

粘液-境界細胞の機能的役割: 原生動物の植物成長に対する効果を促進する複合体

Functional Role of Mucilage - Border Cells: A Complex Facilitating Protozoan Effects on Plant Growth
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 344-351 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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根圏土壌では,粘液と根の境界細胞(RBCs)が機能的な統一体,粘液-境界細胞複合体(MB複合体)を形成する。MB複合体の炭水化物は土壌食物網,特に原生動物,の強い摂食圧下にある土壌細菌により利用される。本研究は,原生動物の植物生育への効果におけるMB複合体の役割を調べた。最初に,異なる生態型および亜種に属する16イネ品種によって形成されるMB複合体を定量した。これらの品種は次いで原生動物の植物生育への効果の調査に用いた。最高と最低MB複合体生産品種間の差は十分に水和した粘液およびRBCsでそれぞれ3.1および5.3倍であった。日本型品種で粘液生産とRBCsは有意な正の相関(R2=0.92)を示した。原生動物の存在は一般に地上部生物量,側根生長および植物体の窒素取込みを高めた。更に,陸稲品種は原生動物の存在で水稲品種より有意に高い生育増加を示した。MB複合体とアメーバによる側根生長の増加との間の有意な正の回帰からMB複合体が原生動物の植物生育効果を促進したことが明らかとなり,これはMB複合体の新機能的役割の最初の証拠である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  作物の品種  ,  異種生物間相互作用 

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