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J-GLOBAL ID:200902209886000586   整理番号:09A0082610

風車性能に重要な表面工学問題の展望

A review of surface engineering issues critical to wind turbine performance
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 428-438  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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風車性能は風車翼表面の健全性が損なわれた場合,著しく低減する可能性がある。北欧,温暖多湿および砂漠状環境のようなウインドファーム開発が検討されている辺境高エネルギー地域の多くは風車翼面に有害な条件を持つことが多い。北欧の気象の場合,いろいろなメカニズムによって翼ならびに風車構造自体に氷が生成する可能性がある。初期の氷の付着は元元の翼の空気力学的形状にわずかな変化を与える可能性があるが,氷の付着の増大が続くと回転子全体の構造的荷重に甚大な影響を及ぼし,危険の可能性のある状況が生じる。温暖な気候の場合,湿りを含んだ風は密度が増大するので望ましいことであるが,しかし当該の地域が昆虫の大群を飼養している場合には問題も生じる。翼に昆虫が衝突することによって翼が汚染して著しい表面抗力の増大が生じ,出力が50%も低減する可能性がある。最後に,氷あるいは昆虫の脅威のないもっと乾燥した地域の場合,高速の風が地面を侵食した土壌の粒子(磨耗性粒子)を運ぶ可能性がある。粒子を含んだ風は翼表面を効果的にサンドブラストし,初期の表面形状に変化を与えるので,やはり空力効率を低下させる。これらの問題は課題が多いが,いくつかの低減策があり,本論文ではこれらを考察した。しかし氷あるいは昆虫汚染に対する現存の解決策の多くは,自身の操作のために実際には風車から出力を流用するか,あるいは風車を停止することが必要であり,いずれの場合も利益性が消滅する。筆者らの研究の過程でこの問題について調査したところでは,望ましい解決策は単一の表面工学被覆であり,本方法は氷付着,昆虫汚染の発生を逓減し,翼表面を侵食による劣化から守ることが分かった。本論文ではこのような開発に到達できると考えられる研究方向を考察した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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風力エネルギー  ,  送風機,圧縮機,風車 
タイトルに関連する用語 (4件):
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