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J-GLOBAL ID：200902209974857837   整理番号：09A0819522

カナダ西部植林地における施肥にともなう土壌中温室効果ガスと養分の動態

Soil greenhouse gas and nutrient dynamics in fertilized western Canadian plantation forests

著者 (5件)： BASILIKO Nathan (Univ. British Columbia, BC, CAN) ,  KHAN Amer (Univ. British Columbia, BC, CAN) ,  PRESCOTT Cindy E. (Univ. British Columbia, BC, CAN) ,  ROY Real (Univ. Victoria, BC, CAN) ,  GRAYSTON Sue J. (Univ. British Columbia, BC, CAN)
資料名： Canadian Journal of Forest Research  (Canadian Journal of Forest Research)
巻： 39  号： 6  ページ： 1220-1235  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： B0060C  ISSN： 0045-5067  CODEN： CJFRAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カナダの森林は世界の10%占め,木材輸出国でありブリティッシュコロンビアでは特に上幼木から中間木に対し森林管理の上から施肥を行っている。本研究では,実験的施肥にともなう短期間(7か月まで)における温室効果ガスの発生と土壌養分の転換について調べた。肥料は,ブリティッシュコロンビアのロッジポールパイン,およびダグラスモミ林に尿素態窒素あるいは窒素,リン,カリウム,及び微量成分を処理した。尿素は迅速にアンモニアに変換され,窒素無機化はロッジポールパインで僅かに認められた程度(処理量の0.5%)であった。全試験区における大気中メタンの純保持量は僅かで,且つ施肥の影響も僅かで,刺激的,阻害的いずれの効果でも短期の影響しかなかった。処理区全てにおいて土壌が放出窒素酸化物を消費し,放出量が期間中の最も暖かい日に1.5μg/m²/時間あった例外を除けば,ゼロを上回る事がなかった。これ等の実験結果から,回数が限られるなら,施肥は本地域における土壌中メタン,窒素酸化物の発生には全く影響しないと結論した。

シソーラス用語： Pinus contorta ,  ツガ属 ,  ダグラスモミ ,  ブリティッシュ・コロンビア州 ,  アンモニア ,  窒素 ,  リン ,  尿素態窒素 ,  カリウム ,  *温室効果ガス ,  肥料 ,  メタンガス ,  微量成分 ,  酸化窒素 ,  森林 ,  資源管理 ,  *林地肥培 ,  アルカン ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： Pseudotsuga menziesii ,  Tsuga heterophylla ,  アメリカツガ ,  ブリティッシュコロンビア ,  ロッジポールパイン ,  森林管理 ,  窒素酸化物 ,  土壌養分

分類 (3件)： 森林保育  (FF03040H) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

物質索引 (2件)： メタン ,  尿素

タイトルに関連する用語 (5件)： カナダ ,  植林地 ,  施肥 ,  土壌 ,  温室効果ガス