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J-GLOBAL ID:200902209976119825   整理番号:08A0464034

神奈川県山北町人遠の神縄逆断層破砕帯下に産するモンモリロン石-磁鉄鉱-斜長石堆積物

Montmorillonite-magnetite-plagioclase Sediment at footwall of Kannawa Reverse Fault from Hitotoo, Yamakita-machi, Kanagawa Prefecture, Japan
著者 (5件):
資料名:
号: 37  ページ: 13-16  発行年: 2008年03月28日 
JST資料番号: F0592A  ISSN: 0453-1906  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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神奈川県足柄上郡山北町人遠の約800m南方にある神縄逆断層破砕帯の露頭を覆う崖錐堆積物の下位に,極めて細粒のモンモリロン石・斜長石および磁鉄鉱からなる暗青灰色未凝固粘土質堆積物の存在を確認した。この堆積物は,神縄逆断層の下盤をなす足柄層群瀬戸礫岩上に川の流れにそって発達するもので,幅約15m,厚さ最大で80cm,通常で20cmである。下部ほど細粒の粘土層で,上位は砂まじりから礫まじりの粘土層となり,粒度の関係は通常の堆積物の逆となっている。この断層破砕帯を構成する物質は,丹沢層群の酸性火砕岩が破砕されたもので,モンモリロン石・アルミノセラドン石・斜長石・石英・磁鉄鉱などを含む。未凝固堆積物の構成成分は上位の崖錐堆積物と共通しているので,鉱物の供給源は神縄逆断層の断層破砕帯と考えられる。未凝固粘土質堆積物層は,川の屈曲部の滞水域に断層破砕帯から移動してきた細粒物質が堆積したもので,その後崖錐堆積物が被覆したと考えられるが,今後検討が必要である。(著者抄録)
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分類 (1件):
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鉱物学一般 

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