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J-GLOBAL ID：200902210088810747   整理番号：08A0609790

鋼構造骨組における柱梁耐力比及び柱梁剛性比の調査検討

著者 (2件)： 川島敏夫 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  小川厚治 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： 鋼構造論文集  (Steel Construction Engineering)
巻： 14  号： 53  ページ： 23-32  発行年： 2007年03月28日 
JST資料番号： L5269A  ISSN： 1880-9928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実際の鋼構造ラーメンの質点系モデルにおける柱梁耐力比及び柱梁剛性比の値を調査した。18の解析用骨組,12の実在骨組について質点系に置換して地震応答解析を行うと,応答結果は骨組全体の詳細解析とよい対応を示した。これらの骨組の柱梁剛性比は殆ど2.0を越える値を示した。床レベルでの柱梁耐力比を調べると,1.5より小さいものは少なく,特定層への変形集中を起こす可能性は低いと考えられる。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *骨組構造 ,  質点振動系 ,  解析モデル ,  柱 ,  梁 ,  *耐荷力 ,  *比率 ,  曲げ剛性 ,  曲げ強さ ,  地震荷重 ,  応答解析 ,  端部 ,  断面 ,  塑性ヒンジ ,  曲げモーメント ,  軸力 ,  応力集中 ,  *実態調査 ,  破壊モード ,  立体 ,  機械的性質 ,  強度

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (12件)：

• 中島正愛・澤泉紳一: 鉄骨骨組の地震応答に及ぼす柱梁耐力比の影響 (その1: 梁崩壊機構を形成するために必要な柱梁耐力比), 日本鋼構造協会鋼構造論文集, Vol.6, No.23, 117-132頁, 1999.9
• 澤泉紳一・中島正愛: 鉄骨骨組の地震応答に及ぼす柱梁耐力比の影響 (その2: 柱の塑性化を許す鉄骨骨組の地震応答), 日本鋼構造協会鋼構造論文集, Vol.6, No.23, 133-148頁, 1999.9
• 呉相勲・山田哲・秋山宏: 梁柱耐力比及び剛性比を考慮した梁降伏型鋼構造多層骨組の損傷分布則, 日本建築学会構造系論文集, No.506, 171-177頁, 1998.4
• 河野昭彦・松井千秋・清水るみ: SRC構造多層ラーメン架構の全体崩壊機構形成に要求される柱梁耐力比の基礎的性質, 日本建築学会構造系論文集, No.505, 153-159頁, 1998.3
• 友澤悟史・小川厚治: 鋼構造骨組の柱梁耐力比が最大層間変位角応答に及ぼす影響, 日本鋼構造協会鋼構造年次論文報告集, Vol.13, 593-600頁, 2005.11

タイトルに関連する用語 (7件)： 鋼構造 ,  骨組 ,  柱梁耐力比 ,  柱 ,  梁 ,  性比 ,  調査