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J-GLOBAL ID:200902210213521302   整理番号:08A1031837

ニホンヤマナシ樹木の熱水処理はRosellinia necatrix Prillieuxにより発生する白紋羽病に対して有効である

Hot water treatment of Japanese pear trees is effective against white root rot caused by Rosellinia necatrix Prillieux
著者 (3件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 382-389  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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白紋羽病菌であるRosellinia necatrix Prillieuxに感染したニホンヤマナシ樹木(Pyrus betulifolia Bungeに接ぎ木したP. serotina Rehd.)の根圏に菌を死滅させるために熱水を滴下した。ニホンヤマナシの感染した根からのR. necatrix単離菌は35°Cを超える温度の水に対して弱く,水を35°Cで3日間滴下した場合はコロニー化した基質から菌は消滅した。温度の上昇により,R. necatrixを死滅させるのに要する時間は対数的に減少した。ニホンヤマナシ樹木は活力を低下させずに45°Cの温度まで耐性があった。圃場試験で熱水点滴潅漑(HWD)の実用的用途を実証した。50°CでのHWDで感染した根の白紋羽病の菌糸は完全に破壊され,処理後に多数の細根が成長した。この温度でのHWDでは樹木には損傷は発生しなかった。感染した果樹園樹木のHWDを日本の長野県南部の高森および飯田で評価した。高森では処理28か月後に4本中2本の樹木,飯田では処理16か月後に10本中2本の樹木で菌が再発した。新しい菌糸は土壌内の太い根上に出現した。再発の可能性はあるが,HWD処理は白紋羽病に対する実用的な管理方法である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  物理的防除一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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