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J-GLOBAL ID:200902210404374547   整理番号:08A0560560

InSARと地質学データによって調査されたイタリア,Caltanissettaの地盤動現象

Ground motion phenomena in Caltanissetta (Italy) investigated by InSAR and geological data integration
著者 (5件):
資料名:
巻: 98  号: 3-4  ページ: 144-155  発行年: 2008年05月22日 
JST資料番号: A0120A  ISSN: 0013-7952  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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都市部は,しばしば種々の起源の地盤不安定性の影響を受ける。地盤不安定性現象に影響を受ける都市地域の位置は,減災政策にとって極めて重要である。衛星によるInterferometric Synthetic Aperture Radar(InSAR)は,特にAdvanced Differential Interferometric SAR技術(A-DInSAR)の開発以来,都市部の地盤と建物の動きを検知し,定量化定量化するのに,注目すべき能力を示した。実際,建物や市街化区域のインフラ構造物のような高密度の反射物はInSAR信号の品質を改善し,波長以下の変位を確実に把握できる。A-DInSAR技術は,位置を特定し,図化すべき地盤変形に影響をうける都市地域で適用できるが,しかし,明らかに,不安定性現象の原因を特定することはできない。これらは,地質学的,地盤工学的,SAR干渉計と歴史的データのような複合基準データの総合的な解析によってのみ明らかにできる。地理情報システム(GIS)の範囲内で可能なこれらのデータをオーバーレイすることは,都市地域に影響を及ぼしている地盤動現象を同定するのに役立つツールである。この研究において,我々はこの種のアプローチを局所的な損傷が発生したSicily(イタリア)のCaltanissettaに適用する。局所的な表層地質学を再構築することによって,悪い力学的特性を有する土壌,あるいは,膨潤土,ルーズな土壌の急傾斜地や急勾配斜面のような,局所的な自然災害要因に影響を受ける地帯の存在が明らかになる。A-DInSAR法を用いて,2002年10月ー2005年12月の間の17のASAR-ENVISAT SAR画像を処理し,Caltanissetta変形マップを作成した。この都市の北西,北東と南部の3つの地帯を除いては,大部分の都市は安定していることがわかった。砂質土の急傾斜地や急勾配斜面によって特徴づけられるそれらの2つは,沈下地盤動に影響される。向上運動は他の地帯で認められ,それは膨潤性粘土の局所的な存在によって特徴づけられる。それらについて行った地盤工学的試験から,膨潤挙動が明らかになった。現場調査から,地盤動に影響される地域の損傷の存在が明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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リモートセンシング一般  ,  地質学一般  ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形 

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