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J-GLOBAL ID：200902210410465767   整理番号：09A0482046

先端の旅:成長円錐機構の解明

The trip of the tip: understanding the growth cone machinery

著者 (2件)： LOWERY Laura Anne (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  VAN VACTOR David (Harvard Medical School, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 10  号： 5  ページ： 332-343  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経系の発生の際には,神経細胞の軸索が進展していく。その軸索の先端を成長円錐と呼び,神経ネットワーク構築に重要な役割を果たしている。本報では,成長円錐のダイナミックな動きとそれを制御するシグナル伝達経路について考察する。成長円錐には「乗り物」の役目をする機能と「道案内」をする機能を有している。「乗り物」機能は,細胞骨格構造が主で,成長円錐の運動を維持している。一方,「道案内」機能は環境からRho GTPアーゼを介してシグナルを受け取り,運動方向を決定している。現在,蛍光顕微鏡の分解能が向上していることに加えて,細胞骨格の動きを定量的に測定できるアルゴリズムが開発されたことから,この両方の機能の理解が進み,成長円錐の細胞生物学に関する新たな知見が得られると期待される。

シソーラス用語： *成長円錐 ,  軸索 ,  細胞情報伝達 ,  細胞骨格 ,  Rhoタンパク質 ,  光学顕微鏡法 ,  アルゴリズム ,  成長 ,  アクチン ,  微小管 ,  アクチンフィラメント
準シソーラス用語： 蛍光顕微鏡法 ,  Rho GTPアーゼ ,  軸索伸長

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  神経系一般  (EJ12010J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 旅 ,  成長円錐