抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉛フリーはんだの信頼性について解説した。鉛フリーはんだによるハンダ付けの信頼性は,はんだそのものの問題とハンダ付けによって形成する接合層の問題とに分けられる。本解説では,とくに後者について詳しく述べた。ハンダ付けでは,ハンダ付けの相手との反応によりはんだの材質の変化,錫主体の接合層の形成および接合層中の新たな形態が生じるのことが注意すべき点である。特に接合層に形成する金属間化合物は一般的に脆性な材料であるため,接合部の機械的性質の及ぼす影響は大きい。また,異なる金属間化合物の成長に伴うカーケンドールボイドの形成も接合部の性質に大きな影響を与える。金属間化合物の厚さと熱疲れ特性の間の関係を示し,その律速因子としての拡散との関係を考察した。