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J-GLOBAL ID:200902210542020012   整理番号:08A0739952

スコットランドにあるローマ帝国の要塞インチトゥトヒル(Inchtuthil,Perthshire,UK)から出土した鉄釘の解析。

Analysis of the Nails from the Roman Legionary at Inchtuthil
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 569-576  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: A0446A  ISSN: 1611-3683  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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釘は3.6m深さの穴に1.8mの踏み固められた土で覆われた状態で発見された。この作業はおそらく西暦87年になされたもので,約90万本が発見された。釘は軸に沿って区分され二つの金属試験用試片に切断された。試片を研磨後,Nital(100CCのエタノールに0.5%HNO3)で25秒間腐食した。非金属介在物はSEM-EDS法で測定され,EBSによって明らかとなった介在物中の全ての各種の相は化学分析された。SEM-EBSD(電子後方散乱回折)法により釘の軸に沿った二箇所の断面の解析を行った。これらの解析の結果,釘はフェライトコロニーとパーライト粒子の同時共存によって特徴付けられた混合組織を示している。非金属介在物は主にFeOxで飽和したファヤライト(2FeO-SiO2)で構成されている。おそらくこの特徴的な構築は意図的に形成された。というのは,それは1175°Cという低融点により特徴付けられており,これは固相における還元中に捕まえたスラグを排出するにも好都合である。結晶学的組織はおそらく変形オーステナイトの部分的再結晶によって生成されたと見られるCube成分と結合したγファイバー成分の存在を示している。
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 
タイトルに関連する用語 (5件):
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