抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メタボリックシンドロームの解消のためには,日常的に運動によるエネルギー消費と食事によるエネルギー摂取のバランスをとることが重要である。しかしながら,一般の人の日常生活では本格的な運動の占める割合は少なく,個人差の大きな,立ち仕事や軽い歩行などで消費するエネルギー(NEAT)が一日全体の消費エネルギーを大きく左右する。一日の消費エネルギーを正確に知るには,運動時の消費エネルギーに加え,このNEATを的確に推定できることが重要である。筆者らは常にユーザが身に付けられる電子機器として携帯電話に注目し,携帯電話に搭載した加速度センサを用いた消費エネルギー推定手法の検討を進めてきた。今回,筆者らは提案手法を組込Linuxが動作する小型デバイス上に実装し,3人の被験者が日常的に消費したエネルギーを記録した。本稿では市販の消費エネルギー表示デバイスと比較を行った結果について示す。(著者抄録)