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J-GLOBAL ID:200902210589220281   整理番号:09A0082903

オオムギの緑葉で誘導されるシステインプロテアーゼの特性化とクローニング

Characterization and cloning of cysteine protease that is induced in green leaves of barley
著者 (5件):
資料名:
巻: 176  号:ページ: 264-271  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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ドデシル硫酸ナトリウム(SD)依存性システインプロテアーゼを,合成基質N-スクシニル-Leu-Leu-Val-Tyr-4-メチルクマロイル-7-アミド(Suc-LLVY-MCA)からの7-アミノ-4-メチル-クマリン(AMC)遊離を測定することにより,オオムギ(Hordeum vulgare L.)の緑葉で研究した。HvCP(w/v SDSにより活性化されるHordeum vulgareシステインプロテアーゼ)と命名した酵素は葉の成長と共によく増加したが,老化時に著しく減少した。HvCP3を146倍に7.74%の収率で粗抽出物より4段階のクロマトグラフィーで精製した。この酵素はpH7-8で広い最大pHを示し,酵素活性は0.1%(w/v)SDSにより約10倍活性化された。天然酵素の分子量は約50kと推定された。プロテアーゼのSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動は蛋白質は33kと18kのサブユニットから構成されている複合体であることを示唆した。酵素活性は10μM trans-エポキシスクシニル-L-ロイシルアミド-(4-グアニジド)ブタン(E-64)及び100μMロイペプチンなどシステインプロテアーゼ阻害剤で特異的にそれぞれ5%及び4%に阻害された。HvCP3の完全長cDNAをクローニング,その配列はパパインファミリー(C1A)の他の植物システインプロテアーゼと高い相同性を示した。このプロテアーゼのサイトゾルにおける維持者としての機能的役割も考察した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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植物の生化学 
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