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J-GLOBAL ID：200902210715977849   整理番号：09A0147529

廃棄物最終処分場キャッピング用ジオコンポジットの摩擦特性評価

著者 (3件)： 西村正樹 (大阪府産業技術総合研) ,  赤井智幸 (大阪府産業技術総合研) ,  嘉門雅史 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： ジオシンセティックス論文集  (ジオシンセティックスシンポジウム発表論文集)
巻： 23  ページ： 247-252  発行年： 2008年12月03日 
JST資料番号： L1170A  ISSN： 1344-6193  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多孔質シートの上下面に不織布を積層・複合化したジオコンポジットについて,室内試験により土との界面における摩擦特性を評価した。そして土層締固めの程度が実験結果に及ぼす影響について検討したものである。ジオコンポジットを斜面最終カバー層に用いるには,ジオコンポジット上部に設置する覆土との界面におけるすべり安定性が必要である。ジオコンポジットは覆土との接触面となる不織布表面状態を改良することで,土との界面における摩擦係数が0.6から0.7に向上することを確認した。またジオコンポジットと土との界面の摩擦特性は締固め土が影響することを示した。

シソーラス用語： *廃棄物処分施設 ,  *被覆層 ,  *土質安定材料 ,  複合材料 ,  不織布 ,  特性 ,  斜面 ,  土壌 ,  表面性状
準シソーラス用語： *ジオコンポジット ,  多孔質シート ,  覆土 ,  摩擦特性

分類 (2件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (9件)：

• 1) R. M. Koerner and D. E. Daniel:廃棄物処分場の最終カバー,嘉門雅史監訳/勝見武,近藤三二共訳,技報堂出版,p. ii,2004.
• 2) 廃棄物最終処分場跡地形質変更に係る基準検討委員会:最終処分場跡地形質変更に係る施工ガイドライン,環境省,pp.3.52 . 3.53,2006.
• 3) 国際ジオシンセティックス学会日本支部 ジオメンブレン技術委員会:ごみ埋立地の設計施工ハンドブック-遮水工技術-,オーム社,pp. 119-122,2000.
• 4) 西村正樹,赤井智幸,和田昭太,楠部義夫,嘉門雅史:廃棄物処分場キャッピング用複合シートの機能評価と施工耐久性評価,ジオシンセティックス論文集,第21巻,pp. 285-290, 2006.
• 5) M. Nishimura, T. Akai, K. Negishi, M. Ishida, S. Wada, Y. Nambu, and M.Kamon: Characteristics and construction durability on hybrid geosynthetics for capping of landfill site, Proc. of the 7th Japanese-Korean-French Seminar On Geo-Environmental Engineering, pp. 85-91, 2007.

タイトルに関連する用語 (5件)： 廃棄物最終処分場 ,  キャッピング ,  ジオコンポジット ,  摩擦特性 ,  評価