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J-GLOBAL ID：200902210795427259   整理番号：09A0758599

化学レビュー 14 表面化学 固体表面に分子の建築物を組み立てる

著者 (3件)： 金井塚勝彦 (中央大 理工) ,  芳賀正明 (中央大 理工) ,  芳賀正明 (中央大 理工研)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 64  号： 8  ページ： 52-56  発行年： 2009年08月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 表面の機能化により防食,触媒の科学,分子デバイスへと新たな世界が開かれた。ここでは金属錯体・表面・分子接合というキーワードから見えてくる表面現象について説明した。固体基板(電極)上に機能分子を望み通りの場所に置くこと,すなわち分子の精密配置・配列に研究者の注目が集まっている。分子と固体表面との相互作用を大きくする工夫,化学結合で固体表面と分子が結合した自己組織化単分子膜,これに用いるレドックス活性又は発光性など光・電子機能をもつ金属錯体の合成及びその選択的電極固定化やパターニング,外部信号応答性をもつ分子デバイスの研究,基板上にスルホン基を側鎖にもつ三座配位子錯体をデザインし,上端にDNAインターカレータ部位をもたせたもの,などについて述べた。更に筆者らの金属錯体を用いて強誘電性を発現する分子デバイスを創出する研究についても紹介した。

シソーラス用語： *界面化学 ,  表面 ,  *表面改質 ,  分子素子 ,  *金属錯体 ,  基板 ,  電極 ,  *自己組織系 ,  *単分子層 ,  酸化還元反応 ,  ルテニウム錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  固定 ,  DNA【核酸】 ,  錯体生成 ,  パターン形成 ,  基 ,  分子設計 ,  インターカレーション ,  強誘電性 ,  原子間力顕微鏡 ,  積層構造 ,  センサ ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  チオカルボン酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： スルホン基 ,  パターンニング ,  レドックス反応 ,  固体表面 ,  高機能化 ,  *自己組織化単分子層 ,  *表面化学 ,  分子デバイス

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

物質索引 (1件)： ルベアン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学 ,  レビュー ,  表面化学 ,  固体表面 ,  分子 ,  建築物