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J-GLOBAL ID：200902210849742260   整理番号：09A0503806

都市内残存林における9年間のヤマザクラの着花状況と消長

Growing and Flowering Situation of Prunus jamasakura for 9 Years in Urban Forest Reserve

著者 (4件)： 藤井義久 (九大 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー) ,  志賀壮史 (グリーンシティ福岡) ,  朝廣和夫 (九大) ,  重松敏則 (九大)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 72  号： 5  ページ： 523-526  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市内残存林における9年間のヤマザクラの着花状況と消長の要因を把握した。福岡市の市街化区域内に位置する鴻巣山特別緑地保全地区(面積16.7ha)を研究の対象地として,2008年の4月と9月の計17日間にわたり現地調査した。その結果,ヤマザクラの個体数が減少し,着花状況も悪化している。一方,着花状況の改善に効果的であったのは,台風によるギャップ,造園業者の風倒木処理や,市民参加の里山保全活動による周辺木の除伐による光環境の向上である。

シソーラス用語： *市民参加 ,  *除伐 ,  生物多様性 ,  *間伐
準シソーラス用語： ヤマザクラ ,  着花 ,  里山

分類 (2件)： 森林保育  (FF03040H) ,  森林植物学  (FF02020E)

引用文献 (6件)：

• 1)重松敏則(1999):新しい里山再生法 市民参加型の提案:全国林業改良普及協会,181pp
• 2)石井正人・中越信和(1997):森林公園計画における二次林の林冠木個体群構造と植生管理に関する研究:ランドスケープ研究60(5), 543-546
• 3)中村敬・重松敏則(2000):都市内残存林におけるヤマザクラの着花状況と消長に関する研究:ランドスケープ研究63(5),469-472
• 4)前原大輔・重松敏則(2001):都市内残存林における4種の落葉広葉樹種の分布と生育状況に関する研究:ランドスケープ研究64(5),529-532
• 5)猪上信義・ 野田亮(2002):ヤマザクラ林の衰退要因の解明と再生技術の開発:福岡県森林林業技術センター年報 平成14年度, 26-27

タイトルに関連する用語 (5件)： 都市 ,  残存 ,  ヤマザクラ ,  着花 ,  状況