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J-GLOBAL ID：200902210894635831   整理番号：09A1215123

複数のC-H活性化によって生じる高周期金属のカルベン錯体:M=C結合の反応性の連続性に関する研究

Late Metal Carbene Complexes Generated by Multiple C-H Activations: Examining the Continuum of M=C Bond Reactivity

著者 (2件)： WHITED Matthew T. (California Inst. of Technol., California) ,  GRUBBS Robert H. (California Inst. of Technol., California)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 42  号： 10  ページ： 1607-1616  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 通常非常に安定なsp³炭素と水素との結合を活性化し更に化学変換させる反応系の開発は,挑戦的な目標である。高周期遷移金属錯体がC-H結合を活性化し,金属結合カルベンを生じる反応例について述べる。中でも選択的に金属カルベン種を生成させるための要因について調べた。OzerovのアミドホスフィンPNP配位子(PNP=[N(2-PⁱPr₂-4-Me-C₆H₃)₂]^-)に担持されたイリジウム錯体によるエーテルとアミンの二重のC-H活性化に着目し,通常と異なる平面正方形イリジウム(I)カルベンの単離に成功した。これらの化学種は典型的なFischerカルベン及びShrockカルベンとは異なる反応性を示した。従来の平面正方形イリジウム(I)有機金属と同様,これらの錯体はイリジウム(I)において求核性が高いことが理論的及び実験的に示された。

シソーラス用語： *化学合成 ,  *活性化 ,  *カルベン錯体 ,  反応性 ,  ホスフィン錯体 ,  イリジウム錯体 ,  金属錯体 ,  Fischerカルベン錯体
準シソーラス用語： *C-H活性化

分類 (1件)： 遷移金属錯体一般  (CE01040N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活性化 ,  周期 ,  カルベン錯体 ,  反応性 ,  連続性 ,  研究