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J-GLOBAL ID：200902211059177292   整理番号：09A0458373

淡水の温度依存性を利用した電気伝導率の温度補正の新規手法

A new method for temperature compensation of electrical conductivity using temperature-fold dependency of fresh water

著者 (4件)： ENDOH Shuichi (Shiga Univ., Otsu, JPN) ,  TSUJII Ikuko (Shiga Univ., Otsu, JPN) ,  KAWASHIMA Munetsugu (Shiga Univ., Otsu, JPN) ,  OKUMURA Yasuaki (Osaka Electro-Communication Univ., Neyagawa, JPN)
資料名： Limnology  (Limnology)
巻： 9  号： 2  ページ： 159-161  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： L3959A  ISSN： 1439-8621  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気伝導率の温度補正の新しい手法を紹介した。天然の淡水及び人工の淡水を用いて温度と電気伝導率の関係を詳細に解析し,温度が3度から35度にまで上昇すると電気伝導率が0.03から0.02に変動することを見出した。この結果から一定の係数を用いた電気伝導率補正の伝統的手法は論理的に矛盾している可能性が示唆された。ここで紹介した手法により,電気伝導率を湖,河川,地下水における淡水の指標あるいはトレーサーとして環境モニター時に利用可能であることを述べた。電気伝導率測定を温度効果補正の観点から改良していく必要性を指摘した。

シソーラス用語： 淡水 ,  *電気伝導率 ,  *温度依存性 ,  補正 ,  湖沼 ,  河川 ,  地下水 ,  水温 ,  琵琶湖

分類 (1件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J)

引用文献 (5件)：

• HAYASHI, M. Temperature-electrical conductivity relation of water for environmental monitoring and geophysical data inversion. Environ Monit Assess. 2004, 96, 119-128
• IHS. Water quality-determination of electrical conductivity. ISO 7888. 1985
• Japanese Industrial Standards Committee. Water quality-determination of electrical conductivity. JIS K0400-13-10 : 1-9. 1999
• UNESCO. Tenth report of the joint panel on oceanographic tables and standards. 1981
• UNESCO. Algorithms for computation of fundamental properties of seawater. 1983

タイトルに関連する用語 (5件)： 淡水 ,  温度依存性 ,  電気伝導率 ,  温度補正 ,  手法