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J-GLOBAL ID：200902211085423269   整理番号：08A1202843

FeS,FeSe,およびFeTeの密度汎関数研究:電子構造,磁性,フォノン,および超伝導

Density functional study of FeS, FeSe, and FeTe: Electronic structure, magnetism, phonons, and superconductivity

著者 (5件)： SUBEDI Alaska (Univ. Tennessee, Tennessee, USA) ,  SUBEDI Alaska (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA) ,  ZHANG Lijun (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA) ,  SINGH D. J. (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA) ,  DU M. H. (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 78  号： 13  ページ： 134514.1-134514.6  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超伝導性FeSeと,関連化合物FeS,FeTeの電子構造,Fermi面,フォノンスペクトル,磁性,そして電子-フォノン結合の密度汎関数計算を行った。これら化合物のFermi面は,ゾーン中心に円筒形の電子セクション,円筒形の正孔表面セクション,そして,化合物によっては小さい正孔セクションがゾーン中心にある。Fe-As系と同じように,これら表面は(π,π)で2次元ネスティングベクトルで分離されている。状態密度,ネスティング,Fermi面サイズはFeTeの方がFeSeより大きい。FeSe,FeTe両方がスピン密度波基底状態を持ち,FeSは不安定性に近い。超伝導がスピン密度波ネスティングベクトルにおけるスピンゆらぎに媒介されるとすると,この中で最も強い超伝導体はドープしたFeTeと考えられる。

シソーラス用語： *硫化鉄 ,  *鉄化合物 ,  セレン化物 ,  テルル化物 ,  超伝導体 ,  密度汎関数法 ,  *Fermi面 ,  バンド構造 ,  *フォノン分散 ,  電子-フォノン相互作用 ,  スピン密度波 ,  基底状態 ,  スピンゆらぎ ,  ドーピング ,  *超伝導
準シソーラス用語： Fermi面ネスティング

分類 (3件)： 金属結晶の電子構造  (BM02050C) ,  その他の超伝導体の物性  (BM04025Q) ,  結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： FES ,  密度汎関数 ,  研究 ,  電子構造 ,  磁性 ,  フォノン ,  伝導