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J-GLOBAL ID：200902211102615525   整理番号：09A0716574

天然に多量あるクラゲからの新規なムチン,Aurelia auritaから得られるクニウムチンについてのNMR研究

NMR Study on a Novel Mucin from Jellyfish in Natural Abundance, Qniumucin from Aurelia aurita

著者 (7件)： UZAWA Jun (Riken, Saitama, JPN) ,  UZAWA Jun (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  URAI Makoto (Riken, Saitama, JPN) ,  BABA Takayuki (Riken, Saitama, JPN) ,  SEKI Hiroko (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  TANIGUCHI Kayoko (Riken, Saitama, JPN) ,  USHIDA Kiminori (Riken, Saitama, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 72  号： 5  ページ： 818-823  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ムチンは粘液の主成分として,ほとんどの動物中に見られる糖蛋白質である。幾つかのNMR手法によって,最近クラゲ中に発見した新規なムチン(クニウムチン=Q-ムチン)を検討した。天然から得た素材に適用することが困難な同位体標識,又は濃縮手法を使用することなく,Q-ムチンのNMR分析から得た新しい情報を開示した。本研究によって,天然資源から抽出及び精製した時に,ムチンを含んだ糖蛋白質をNMRで分析することができることを示した。この簡単であるが,代表的なムチンから得た諸結果が,ほかのムチンにも応用可能なThr-GalNAc部分の三次元構造に関する有用な情報となろう。本研究で使用した幾つかのNMR手法によって得たQ-ムチンからの極めて重要な諸結果は,天然に多くあるより複雑なムチンを分析するためのガイドとなろう。

シソーラス用語： *ムチン ,  ハチクラゲ類 ,  アミノ酸配列 ,  グリコシド ,  立体配置 ,  多糖類 ,  構造解析 ,  *糖タンパク質 ,  粘液 ,  標識法 ,  構造 ,  生体成分分析 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  COSY ,  HMQC【磁気共鳴】 ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  TOCSY ,  二次元NMR ,  *クニウムチン ,  クラゲ ,  グリカン ,  同位体標識 ,  ヒドロ虫亜綱 ,  ミズクラゲ ,  腔腸動物 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： ヒドロ虫類 ,  Aurelia aurita ,  HSQC ,  三次元構造 ,  天然物

分類 (3件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  有機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子)  (BH06073K)

タイトルに関連する用語 (5件)： クラゲ ,  ムチン ,  クニウムチン ,  NMR ,  研究