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J-GLOBAL ID:200902211159442783   整理番号:08A1084059

マウス腎臓由来アデノシルホモシステインヒドロラーゼ様蛋白質,あるいはイノシトール1,4,5-トリりん酸受容体-結合蛋白質のクローニング,細菌発現,新規構造

Cloning, bacterial expression, and unique structure of adenosylhomocysteine hydrolase-like protein 1, or inositol 1,4,5-triphosphate receptor-binding protein from mouse kidney
著者 (15件):
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巻: 1784  号: 11  ページ: 1786-1794  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アデノシルホモシステインヒドロラーゼ(SAHase)-様蛋白質1(SAH-L),イノシトール1,4,5-トリりん酸受容体-結合蛋白質(IRBIT)とも呼ぶ,は蛋白質-蛋白質相互作用によってほ乳類細胞中で魚胚発育とカルシウム放出に関わる新規蛋白質であった。この反応機構より良く理解するために,精製蛋白質が不可欠であった。ここでは,SAH-Lの簡単な精製法と新規な性質について記述した。RT-PCRによってマウス腎臓からcDNAを単離し,そして各種pETベクター中に挿入した。C-末端His-標識を持つSAH-Lに対するプラスミドコーディングを担う大腸菌はもっぱら可溶性な蛋白質を産生した。Ni2+カラムによって精製されたSAH-LはSDS-PAGE及びサイズ排除クロマトグラフィーによってそれぞれ59000と190000の分子量を得た。そしてそれは三量体を示唆したが化学的交差実験で二量体が証明さらた。両立しない分子量値はSAH-Lの異常な構造が関係していた。実際,SAH-Lは,31 N-末端残基を欠く形で一部精製され,そして残基70の周りの領域がプロテアーゼに非常に感受性であることが分かった。またN-末端ポリペプチド(残基1~98)は可溶性型として発現され,そしてトリプシン感受性であった。円偏光二色性は,低α-ヘリックス含量と,ランダムに延びた構造でないことを明らかにした。興味あることに,SAH-LはSAHアーゼ活性を示さないにも拘らず密接に結合したNAD+を含んでいた。SAH-LとそのN-末端フラグメントの特性的な性質はプロテアーゼ感受性なN-末端領域の構造が緻密というよりはむしろ比較的ルーズで柔軟であること概念を提示した。そしてそれは主要なSAHアーゼ様ドメインから突出していた。この構造はIP3受容体と相互作用するために都合よくあるためと思われた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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