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J-GLOBAL ID：200902211449545152   整理番号：08A1173018

デオキシニバレノールに誘導された遺伝子発現およびアポトーシスのメカニズム

Mechanisms of deoxynivalenol-induced gene expression and apoptosis

著者 (1件)： PESTKA J. J. (Michigan State Univ., MI, USA)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 25  号： 9  ページ： 1128-1140  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デオキシニバレノール(DON)や他のトリコテセンマイコトキシンによる農業産品への汚染は世界中で問題となっている。トリコテセンの長期摂取で,食欲不振,体重の減少,免疫異常調節などの影響がある。本レビューの目的は,DONによる免疫学的,病態生理学的影響についての分子メカニズムの研究を概観することであった。DONの主な標的は白血球で,摂取量により免疫促進と免疫抑制の両方に関与していた。DONの高摂取は白血球のアポトーシスを促進した。一方,低摂取はサイトカイン,ケモカインの発現を上方調節した。単球,マクロファージも,Tリンパ球,Bリンパ球と同様にDONの標的でもあった。DONはリボゾームと結合し,急激にMAPKを活性化した。DONに誘発されたMAPK活性化の2つの主要な上流トランスジューサが同定された。それは,PKRとHckであった。両者はDONに誘発された遺伝子発現とアポトーシスに関与していた。

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  アポトーシス ,  *マイコトキシン ,  農作物 ,  *農産食品 ,  免疫 ,  病態生理 ,  白血球 ,  免疫賦活薬 ,  免疫抑制 ,  サイトカイン ,  ケモカイン ,  単球 ,  マクロファージ ,  リボソーム ,  MAPキナーゼ ,  タンパク質キナーゼ ,  Srcタンパク質 ,  *分子生物学 ,  *食品汚染 ,  *細胞生理 ,  脂環式化合物 ,  スピロ化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  エノン ,  ポリオール ,  三環セスキテルペン ,  T細胞 ,  B細胞
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  Bリンパ球 ,  生体反応

分類 (4件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  園芸食品一般  (FJ11010D)

物質索引 (2件)： デオキシニバレノール ,  トリコテセン

タイトルに関連する用語 (5件)： デオキシニバレノール ,  誘導 ,  遺伝子発現 ,  アポトーシス ,  メカニズム