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J-GLOBAL ID:200902211672440176   整理番号:09A0955467

雑音の中で生成される音声の可理解性向上に向けたF0およびスペクトル傾斜における変化の貢献

The contribution of changes in F0 and spectral tilt to increased intelligibility of speech produced in noise
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号: 12  ページ: 1253-1262  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: W1590A  ISSN: 0167-6393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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雑音の存在下においては話者は話し方を変える。音声レベルおよび基本周波数(F0)における増大と同様にスペクトル傾斜の平坦化が観測される。その結果得られる「Lombard音声」は,レベルの違いが除去された場合でも,静けさの中で生成される音声よりも可理解性がより高くなることが多い。Lombard音声の可理解性を高める原因は何か?本研究では,平均F0およびスペクトル傾斜における変化の可理解性に対する相対的貢献度について調べた。自然Lombard音声の平均F0およびスペクトル傾斜をシミュレーションするために,非依存な形でそして協調した形で,平均F0およびスペクトル傾斜の操作を行った非Lombard音声の可理解性利得の計測により,F0およびスペクトル傾斜の役割を評価した。音声形状ノイズの存在下において,スペクトル傾斜の平坦化では,F0における増加がそれほど大きな影響を持たないのに比べ,静けさの中で生成された音声に比べて雑音に誘導された音声の可理解性利得に対し大きな貢献度を持つ。スペクトル平坦化が持つこの認識上の効果は,雑音存在下において「垣間見られる」音声時間-周波数平面の量を増大させるその能力に帰着される。しかしながら,スペクトル傾斜のみの変化ではLombard音声の可理解性を十分には説明できない。継続的変化のようなLombard音声の中で観測されるその他の変化は,可理解性に貢献するものと思われる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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音声処理  ,  応用心理学  ,  音響信号処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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