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J-GLOBAL ID:200902211677994714   整理番号:08A0428400

嗅覚適応モデルを用いたバックグラウンドの匂いが匂い検出システムに及ぼす影響の抑制

Suppression of Background Odor Effect in Odor Sensing System Using Olfactory Adaptation Model
著者 (2件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 240-245  発行年: 2008年05月01日 
JST資料番号: L3098A  ISSN: 1341-8939  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,新しい匂いセンスシステムのバックグラウンド抑制方法を提案する。従来の匂いセンスシステムにおけるバックグラウンド抑制手法は,バックグラウンドの匂いを引き算で補正するというものであった。このため,バックグラウンドが定常であれば有効であったが,時間変化があると補正できなかった。本手法は,神経モデルに基づき,生体嗅覚の特性を模擬した嗅覚適応モデルを利用したものである。シミュレーションの結果,本手法がバックグラウンドの匂いに時間変化があっても有効であることを示した。
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