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J-GLOBAL ID：200902211694390008   整理番号：08A0211133

UV-共鳴Raman分光法による鳥類の最小侵襲的な性の決定

Minimal Invasive Gender Determination of Birds by Means of UV-Resonance Raman Spectroscopy

著者 (7件)： HARZ M. (Friedrich-Schiller-Univ. Jena, Jena, DEU) ,  KRAUSE M. (Friedrich-Schiller-Univ. Jena, Jena, DEU) ,  BARTELS T. (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  CRAMER K. (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  ROESCH P. (Friedrich-Schiller-Univ. Jena, Jena, DEU) ,  POPP J. (Friedrich-Schiller-Univ. Jena, Jena, DEU) ,  POPP J. (Inst. Photonische Technologien, Jena, DEU)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 80  号： 4  ページ： 1080-1086  発行年： 2008年02月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鳥類の性の決定はその繁殖に重要であるが,鳥類は外部性器をもたないため,性の決定には内視鏡検査法,血液分析や分子生物学的な方法が用いられている。しかし,そのための麻酔や血液試料採取が鳥類にストレスを与えることが危惧されている。ここに,羽毛パルプ試料を用いて鳥類の性を決定する目的で,UV-共鳴Raman分光法の適用について研究した。この方法によれば,1min以内に試料抽出物のRaman指紋スペクトルを得ることができる。オス及びメスのニワトリ試料についてのスペクトル特性を解明するため,種々のケモメトリックスを適用した。羽毛パルプ試料抽出物のUV-共鳴RamanスペクトルはDNA及び蛋白質に依存するため,オス及びメスのニワトリにおける異なるDNA含有量から性を識別することができた。サポートベクトルマシン(SVM)によって,ニワトリの性を分類した。約95%の認識割合を階層的クラスタ分析のそれと比較することによって,SVMがオス及びメスニワトリ試料についての良い性判別ツールであることが明らかになった。ニワトリの羽毛パルプ試料を分類するためのスペクトル領域の決定に主成分分析をも適用した。

シソーラス用語： *ニワトリ ,  *性決定 ,  *Raman分光法 ,  羽毛 ,  紫外線 ,  共鳴Ramanスペクトル ,  ケモメトリックス ,  サポートベクトルマシン ,  クラスタ分析 ,  主成分分析 ,  スペクトル解析 ,  スペクトル線帰属 ,  迅速分析 ,  DNA【核酸】 ,  タンパク質 ,  濃度依存性 ,  体系分類 ,  スペクトル領域法 ,  *キジ科

分類 (2件)： 動物分類学  (EJ01030T) ,  分光分析  (CC03012W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 共鳴Raman分光法 ,  鳥類 ,  侵襲 ,  性の決定