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J-GLOBAL ID：200902211762612316   整理番号：08A0777133

熱帯インド洋におけるホソオキメダイCubiceps pauciradiatus(スズキ類:Nomeidae)の空間分布

Spatial distribution of Cubiceps pauciradiatus (Perciformes: Nomeidae) in the tropical Indian Ocean and its importance in the diet of large pelagic fishes

著者 (6件)： POTIER Michel (IRD (Inst. Rech. pour le Developpement), Ste Clotilde, REU) ,  ROMANOV Evgeny (IRD, Sete, FRA) ,  CHEREL Yves (CEBC (Centre d’Etudes Biologiques de Chize), CNRS, Villiers en Bois, FRA) ,  SABATIE Richard (Lab. d’Ecologie Halieutique, Rennes, FRA) ,  ZAMOROV Veniamin (I. I. Mechnikov Odessa National Univ. (ONU), Odessa, UKR) ,  MENARD Frederic (IRD, Sete, FRA)
資料名： Aquatic Living Resources  (Aquatic Living Resources)
巻： 21  号： 2  ページ： 123-134  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： W0233A  ISSN： 0990-7440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エボシダイ科は遠洋生態系における重要な食物連鎖成分であり,これらの魚は商業用に捕獲されないがマグロ網などにかかることが報告されてきた。熱帯に生息するホソオキメダイはこの科における小型種の1つであり,最大体長は200mmに達するが,その生態はあまり研究されてこなかった。インド洋の20°Nと45°Sの間でトロール漁によってこのC.pauciradiatusの空間分布を研究し,又9種の捕食魚におけるこの魚の重要性を解析した。最大密度は南西モンスーンの間にアフリカ東海岸で見られことなどを明らかにした。小型ホソオキメダイ(20~80mm)はマグロなどの主要餌であった。大型ホソオキメダイ(61~150mm)は深い深度で捕獲したメカジキや大型キハダマグロで少数見られた。生産性が高い海域でこの魚の高い濃度が出現し,インド洋のこの海域におけるエネルギー移転を季節的に形成していた。

シソーラス用語： *熱帯 ,  *インド洋 ,  *スズキ類 ,  *空間分布 ,  食物連鎖 ,  生物 ,  *調査船 ,  漁網 ,  実態調査 ,  体長 ,  マグロ ,  *生態 ,  季節的変動 ,  モンスーン ,  アフリカ
準シソーラス用語： 餌料生物 ,  トロール網 ,  メカジキ ,  キハダマグロ

分類 (3件)： 漁労一般  (FH03010G) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱帯 ,  インド洋 ,  スズキ類 ,  空間分布