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J-GLOBAL ID:200902211850627188   整理番号:08A0240115

リチウムイオン二次電池に用いる新規的な負極材料,Li4Ti5O12/ポリアセンのハイレート特性

High-rate characteristics of novel anode Li4Ti5O12/polyacene materials for Li-ion secondary batteries
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巻: 53  号: 12  ページ: 4200-4204  発行年: 2008年05月01日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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優れたリチウムイオン挿入・脱離の可逆性から,スピネル型チタン酸リチウム(Li4Ti5O12)が,近年,蓄電池の優れた負極材料として大いに注目されている。しかし,大型電池の活物質として用いられる場合には,この材料のハイレート特性を改良する必要がある。この目標を達成する効果的な方法として,炭素で被覆した電極材料の作製があげられる。炭素系複合体の形成に用いる,フェノール-ホルムアルデヒド(PF)樹脂をin situで用いて,Li4Ti5O12/ポリアセン(PAS)複合体をまず作製した。SEMの結果により,元の状態のものと比べると,複合体中のLi4Ti5O12粒子が,より丸みを帯び,小さくなっていることがわかった。PASは,Li4Ti5O12粒子中に均一に分散し,それにより,対応するLi4Ti5O12粒子間の電気接触が改善され,よって,複合体の電子伝導率が改善された。Li4Ti5O12/PAS複合体の導電率は10-1 Scm-1であり,元の状態のLi4Ti5O12の導電率,10-9 Scm-1と比べると,遥かに高い値であった。このLi4Ti5O12/PAS電極材料を用いることにより,高い放電容量,特に,より良いハイレート性能が獲得できるのである。サンプルの初期放電容量は,電流値3Cにおいて144mAh/gであったが,200サイクルの後も126.2mAh/gという値を保っていた。つまり,電流密度を増加させることにより,サンプルの優れたサイクル性能を維持することができるのだ。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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電極過程  ,  塩基,金属酸化物  ,  二次電池 
タイトルに関連する用語 (4件):
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