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J-GLOBAL ID：200902211982387356   整理番号：09A0941580

熱インクジェット印刷技術を用いたヒト微小血管製造

Human microvasculature fabrication using thermal inkjet printing technology

著者 (2件)： CUI Xiaofeng (Dep. of Bioengineering, Clemson Univ., Clemson, SC 29634, USA) ,  BOLAND Thomas (Dep. of Bioengineering, Clemson Univ., Clemson, SC 29634, USA)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 30  号： 31  ページ： 6221-6227  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現行の組織工学のパラダイムは,成功裏に作製された厚い組織は血管系を含まなければならないということである。VEGFのような生物学的アプローチのみでは,微小血管を構築するための人工的アプローチを見据えるそれらの有望性には不十分である。細胞/足場構築物のカスタム化製造のための層ごとでのアプローチは,複雑な3D構造の構築においてなんらかの可能性を示している。細胞印刷の出現と共に,好適なバイオインクで精密なヒト微小血管を構築できるかもしれない。ヒト微小血管内皮細胞(HMVEC)およびフィブリンを,微小血管構築のためのバイオインクとして検討した。内皮細胞はヒトの微小血管を構成する唯一の細胞であり,心臓血管系の全体的な内部裏張りを形成している。フィブリンは,骨格/平滑筋細胞と軟骨細胞を含む血管および他の細胞の組織工学足場としてすでに広く認識されている。本研究では,ドロップオンデマンド重合を用いてミクロンサイズのフィブリンチャンネルを精密に製造した。この印刷技術は細胞に対して,もしあるとすればほとんど損傷を誘導しないことを示す水溶液プロセスを使用する。フィブリンとの抱合でHMVEC細胞を印刷すると,細胞はチャンネルの内部で自己整列し,密集裏張りを形成するように増殖することを見いだした。3D管状構造は印刷パターンにも見いだされた。複合的な同時性の細胞および足場印刷はHMVEC増殖および微小血管形成を促進可能であると結論する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 医用素材 ,  *インクジェット印刷 ,  *毛細血管 ,  *血管内皮細胞 ,  *フィブリン ,  生体組織工学 ,  *インク ,  人工血管
準シソーラス用語： *バイオインク ,  ヒト毛細血管内皮細胞 ,  血管組織工学 ,  足場材料

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  生体代行装置  (EL04000N)

タイトルに関連する用語 (3件)： インクジェット印刷 ,  ヒト ,  微小血管