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J-GLOBAL ID:200902211993239219   整理番号:09A0679143

青海省-チベット高原のツンドラハタネズミ(Microtus oeconomus)の脾臓質量および遅延過敏反応における季節的変動

Seasonal variations in spleen mass and delay hypersensitivity responses of root voles (Microtus oeconomus)in Qinghai-Tibet Plateau
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 242-249  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2451A  ISSN: 1000-1050  CODEN: SHXUDJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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動物の免疫機能は環境条件に密接に関連しているばかりでなく,ポピュレーションダイナミックスの調節においても役割をしている可能性がある。青海省-チベット高原は,厳しくて長い寒冷期(9月~4月)および短い暖候期(5月~8月)を持つ。ツンドラハタネズミ(Microtus oeconomus)の免疫機能における季節的変動を探るため,中国科学院,高山草原生態系のHaibei研究場において2006年5月から2007年4月まで生きたままでの捕獲法を用いてツンドラハタネズミを毎月捕獲しジニトロフルオロベンゼンにより誘導された脾臓質量および遅延過敏反応を監視した。寒冷期における免疫パラメータの変動を調べるため,これを寒冷期1(2006年9月~10月),寒冷期2(2006年11月~2007年1月)および寒冷期3(2007年2月~4月)に分けた。寒冷期1における個体の脾臓質量および遅延過敏反応は暖候期におけるものと有意差はなかったが,寒冷期2および寒冷期3における脾臓指数はそれぞれ寒冷期1および暖候期に比して著しく減少していた。また,寒冷期3における個体の遅延過敏反応も,それぞれ寒冷期1および暖候期におけるものより著しく低かった。脾臓質量における年齢差が寒冷期2で見出され,準成熟のネズミは成熟のネズミに比して小さい脾臓重量を持っていた。ツンドラハタネズミの免疫機能は,寒冷期に徐々に減少することを結果が示した。青海省-チベット高原における低温が,免疫パラメータにおける季節的変動の原因である可能性を提案した。また,免疫機能における年齢差は,ツンドラハタネズミに対する個体群の自動調節において重要な役割をしている可能性を今回の結果が示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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造血・リンパ系一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  動物生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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