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J-GLOBAL ID：200902212053710505   整理番号：08A0597027

光源投射法を応用した自然監視性モデルの開発の試み-中間画地の戸建住宅における侵入被害開口部事例に基づくスタディ-

DEVELOPMENT OF THE MODELS SHOWING THE EXTENT OF NATURAL SURVEILLANCE BY USING LIGHT PROJECTING METHOD-Study on windows suffering burglary damage of detached house surrounded by lots-

著者 (6件)： 小池博 (明治大 理工) ,  山本俊哉 (明治大 理工) ,  松本吉彦 (旭化成ホームズ 住生活総合研) ,  柏原誠一 (旭化成ホームズ 住生活総合研) ,  山岸秀之 (旭化成ホームズ 住生活総合研) ,  美濃部圭太 (明治大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 14  号： 27  ページ： 311-314  発行年： 2008年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光源投射法を応用した自然監視性モデルの開発について検証した。敷地の三方を隣地に面する「中間画地」を対象とした。前面道路からの住宅側面の被害開口部の見え方に着目し,道路上の視点(光源)の位置や間隔,配列範囲,蔽物の形状に留意して,可視領域を最も効果的に表現できる条件を設定する。実地調査を行った被害事例の戸建住宅10件について光源投射法を用いて(自然監視)シミュレーションを行なった。その結果,設定した光源の位置と間隔,配列範囲と投射距離による光量の減衰の条件は妥当といえる。実地調査データとの比較では,自然監視性が確保されていない開口部は被害に遭いやすいが,自然監視性モデルは,昼夜を問わず有用性がある。

シソーラス用語： 開口部 ,  *光源 ,  *視距 ,  視線 ,  土地利用 ,  *防犯 ,  都市デザイン
準シソーラス用語： 可視領域 ,  画像データ ,  環境設計 ,  視点場 ,  透過度

分類 (1件)： 電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  (RB06030R)

引用文献 (5件)：

• 1) 山本俊哉,松本吉彦,柏原誠一:戸建て住宅における侵入被害開口部の位置に関する調査,日本建築学会技術報告集,第24号,pp.277-280,2006.12
• 2) 山本俊哉,松本吉彦,柏原誠一,大串秋穂:接道条件と周囲の土地利用から見た戸建て住宅の侵入リスクに関する調査,日本建築学会技術報告集,第26巻,pp.741-746,2007.12
• 3) 小林正美:立体ノードの考え方による景観デザインの試み:光源投射シミュレーション方式によるビジブルエリアグラフの応用,日本建築学会総合論文誌,第3号,pp.44-45,2005.2
• 4) 青羽研一郎,小池博,小林正美:都市の街路区間における立体ノードの指標化に関する研究-光源投射法による可視領域と都市地形の分析,日本建築学会学術講演梗概集F1,pp.333-334,2005
• 5) 高橋鷹志,上野宏,B・O・ゲルラック,中地正隆,中津原努:識別尺度に関する研究2-対象の大きさと識別距離について-,日本建築学会論文報告集,号外,p501,1966.1

タイトルに関連する用語 (7件)： 応用 ,  モデル ,  開発 ,  試み ,  画地 ,  戸建住宅 ,  侵入被害