リチウムイオン電池のカソード材料としてLiCoO<sub>2</sub>の電気化学挙動と熱安定性に関するZnO被覆の効果

CHANG Wonyoung; CHOI Jung-woo; IM Jong-choo; LEE Joong Kee

文献

J-GLOBAL ID：200902212085247874 整理番号：09A0942283

リチウムイオン電池のカソード材料としてLiCoO₂の電気化学挙動と熱安定性に関するZnO被覆の効果

Effects of ZnO coating on electrochemical performance and thermal stability of LiCoO₂ as cathode material for lithium-ion batteries

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資料名：
巻： 195 号： 1 ページ： 320-326 発行年： 2010年01月01日
JST資料番号： B0703B ISSN： 0378-7753 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

プラズマ促進化学蒸着(PE-CVD)により,0.08から0.49wt.%までの被覆量範囲でZnO被覆したLiCoO₂粒子を作製し,電界放射型電子顕微鏡(FE-SEM),X線回折(XRD),原子吸光分光(AAS)で,特に表面特性を重点的に観察した。3.0~4.5Vの領域での充放電試験から,最初の数サイクルではZnO被覆は放電容量にほとんど影響がないが,長期のサイクル試験の後には容量の保持性を効果的に改善した。研究した実験領域の中では,容量の保持を最大にするZnO被覆の最適量は0.21wt.%であることが分った。ZnO被覆の量が過剰になると,サイクル挙動と熱安定性の両者の減少をもたらす。ZnO被覆によりもたらされるサイクル特性と熱安定性の向上について考えられる理由について,LiCoO₂の粒子で被覆の有り無しの時の表面形状とそれらのインピーダンス分光の見地から考察した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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二次電池

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