抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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原子炉動力システムは宇宙探査を大変革し,月および火星における人の先端基地を支援できる可能性がある。本論文では宇宙原子炉動力システムで使用する現在の静的および動的エネルギー変換技術をレビューし,システムの正味効率と比出力の推定値および放熱器の特定領域を示した。エネルギー変換技術と原子炉を冷却材形式と冷却方法に基づいて分類し,最良のシステム性能および最高の比出力を目的にした適切な組合せについても考察した。さらに静的および動的エネルギー変換による4種の宇宙原子炉動力システムの構想を示した。これらのシステム構想は最大110kWの公称電気出力を目的にしたもので,原子炉冷却,エネルギー変換および放熱における単点故障がない。2組の動力システムは原子炉出力を電力に変換するため液体金属ヒートパイプ冷却原子炉,熱電(TE)装置およびアルカリ金属熱電変換(AMTEC),ならびにカリウムヒートパイプ放熱器を採用している。第3の動力システムはSiGe TE変換器および液体金属冷却原子炉を採用し,炉心は6組の同一セクタに分割されている。各セクタはそれぞれ別個のエネルギー変換ループ,放熱ループおよびルビジウムヒートパイプ放熱器パネルを備えている。第4の動力システムはガス冷却炉を持ち,炉心がセクタ化されている。炉心の3セクタはそれぞれ別個にHe-Xe(40g/mole)を作動流体としNaK-78二次ループを持つ閉Braytonサイクル(CBC)および2組の水ヒートパイプ放熱器パネルと結合されている。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.