文献
J-GLOBAL ID:200902212303017770   整理番号:09A1281332

結晶性金属-有機骨格における150°Cでの無水プロトン伝導

Anhydrous proton conduction at 150°C in a crystalline metal-organic framework
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 705-710  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: W2267A  ISSN: 1755-4330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
今までの金属-有機骨格(MOF)の化学は,その骨格に固有の性質を扱うことがほとんどで,その機能の制御にゲスト分子を利用する例はまれである。本研究では,Na3(2,4,6-トリヒドロキシ-1,3,5-ベンゼントリスルホナート)からなるMOF(β-PCMOF2と略)におけるプロトン伝導に対するゲスト分子の寄与について調べた。β-PCMOF2は高温相で,スルホナート基の酸素原子が一列に並んだ18員環の一次元細孔が蜂の巣状に配置したMOFで表せる。β-PCMOF2のプロトン伝導が1H-1,2,4-トリアゾール(Tz)をゲスト分子として細孔内に担持することによって大きく変わり,その伝導度は無水H2中,150°Cで最大5×10-4Scm-1に達することが分かった。β-PCMOF2(Tz)xの150°Cでのプロトン伝導度はxに依存し,x=0.30,0.45及び0.60でそれぞれ,2×10-4,5×10-4及び4×10-4Scm-1であった。部分担持β-PCMOF2(Tz)0.45を組み込んだH2/空気膜電極アセンブリーを作製し,この膜がガス分離膜として作用し,100°Cでの開路電圧1.18Vを与えることが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学一般  ,  非遷移金属元素の錯体  ,  分子化合物 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る