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J-GLOBAL ID：200902212331034427   整理番号：09A0445741

パラレルメカニズム型加工機の出力運動予測による工具経路の生成

Tool Path Generation for a Parallel Mechanism Machine Tool by Predicting Its Output Motion

著者 (4件)： 谷内宏史 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  立矢宏 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  海貴之 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  服部亮治 (金沢大 大学院自然科学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 75  号： 752  ページ： 1114-1121  発行年： 2009年04月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パラレルメカニズムを用いた加工機では,位置・姿勢を指定する制御点間の運動経路の予測が容易でなく,理想形状と加工形状との差の予測が困難であり,要求される精度を満足するための加工経路を生成する制御指令値の決定が困難である。そこで本論文では,まず,パラレルメカニズムの,2点の制御点間における出力運動を,両点の速度ベクトルから,らせん運動で近似し予測する方法を提案した。つぎに,同予測法を用い加工形状と理想形状との差が許容値内となり,かつ,制御指令値のデータ数が適切となる加工経路の生成法を示した。さらに,5自由度パラレルメカニズム型加工機を対象に,提案する手法で加工経路を生成して切削加工を行い,切削痕を測定することで加工形状と理想形状との差が許容値となる加工が実現されることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *リンク機構 ,  動き推定 ,  *工具経路 ,  発生 ,  *工作機械 ,  予測技法 ,  切削 ,  ロボット ,  位置決め ,  工作精度 ,  *パラレルリンク機構
準シソーラス用語： *パラレル機構 ,  運動予測 ,  経路生成

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

引用文献 (12件)：

• 1) NAKAGAWA M. Current and future of parallel link based machine tool. Tool Engineer. (2001) vol.45, no.4, p.16-19.
• 2) NAKAGAWA M. Parallel link based machine tool and its base technologies. Tool Engineer. (2002) vol.46, no.1, p.19-24.
• 3) HAGIWARA Y. Handy Book Mechanics. Ohmsha, Ltd.. (2007) vol.393,
• 4) TAKEUCHI Y. Study on Post-processor for 5-Axis Control Machining Centers. Journal of The Japan Society for Precision Engineering. (1992) vol.58, no.9, p.128-134.
• 5) 垣野 義昭. パラレルメカニズムへの期待(<特集>パラレルメカニズム). 精密工学会誌. 公益社団法人 精密工学会. (1997) vol.63, no.12, p.1643-1645. https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00050417544?from=CiNii, doi:10.2493/jjspe.63.1643

タイトルに関連する用語 (4件)： パラレルメカニズム ,  加工機 ,  運動予測 ,  工具経路