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J-GLOBAL ID:200902212357635232   整理番号:08A0467861

BCR-ABL1のリンパ芽球性白血病はIkaros欠失を特徴とする

BCR-ABL1 lymphoblastic leukaemia is characterized by the deletion of Ikaros
著者 (13件):
資料名:
巻: 453  号: 7191  ページ: 110-114  発行年: 2008年05月01日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フィラデルフィア染色体はBCR-ABL1をコードする異常な染色体で,慢性骨髄性白血病(CML),および一部の急性リンパ芽球性白血病(ALL)に特徴的にみられる。我々は,BCR-ABL1と共同してALLを誘発する発がん性部位の同定を目的とし,43例のBCR-ABL1B前駆細胞型ALLを含むALL患者304例,および23例のCML患者から採取した白血病診断用検体で全ゲノム解析を行った。転写因子IkarosをコードするIKZF1は,BCR-ABL1ALLの83.7%で欠失していたが,慢性期のCMLでは欠失していなかった。IKZF1の欠失はまた,CMLからALLに形質転換(リンパ性急性転化)する際の後天性の変異であることも明らかになった。IKZF1の欠失により,ハプロ不全,Ikarosの優性ネガティブ・アイソフォームの発現,またはIkaros発現の完全欠損が起こる。IKZF1欠失切断点の配列決定から,異常RAGによる組換えが欠失の原因であることが示された。今回の知見は,Ikarosの機能喪失をもたらす遺伝子異常が,BCR-ABL1ALLの発症に重要な役割を果たしていることを示唆している。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
分類
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遺伝的変異  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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