文献

J-GLOBAL ID：200902212445365121   整理番号：08A0938539

射出成形空洞化阻止について(2)2.小ロット対応の勧め

著者 (1件)： 佐藤功 (佐藤功技術事務所)
資料名： プラスチックスエージ  (Plastics Age)
巻： 54  号： 10  ページ： 142-147  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： G0951A  ISSN： 0551-0503  CODEN： PUEJDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の射出成形産業の空洞化が起きた原因については本シリーズの前回に説明したが,今回はその対策について述べた。これまで射出成形メーカの大量生産はセットメーカ,成形機メーカ,金型メーカなどの強力な連携により達成・維持することができた反面,自立することが困難な体質になってしまった。しかも,海外に簡単に技術移転ができてしまった。時代は成熟化社会になり,個別化の時代になりつつある。空洞化した後は内需で埋めるべきであり,これには小ロット対応技術が必須である。その小ロット対応技術とそれの活用について述べた。まず切削で製品を作り出すことを考え,次いで切削と射出成形の組合せ,組立てによる複雑化,金型負担の小さい成形法を考えるべきである。

シソーラス用語： *射出成形 ,  国際化 ,  大量生産 ,  *多種少量生産 ,  生産 ,  テクノロジートランスファ ,  熟成 ,  切削 ,  金型 ,  ロットサイズ ,  組立 ,  *経営戦略 ,  海外生産 ,  改変
準シソーラス用語： 技術移転 ,  空洞化 ,  個別化 ,  成熟化

分類 (2件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 射出成形 ,  空洞化 ,  阻止 ,  ロット ,  勧め