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J-GLOBAL ID：200902212540598583   整理番号：09A1230135

ニッキングエンドヌクレアーゼによる内在性ヒト遺伝子座における相同性を指向した遺伝子ターゲティングの刺激

Stimulation of homology-directed gene targeting at an endogenous human locus by a nicking endonuclease

著者 (5件)： VAN NIEROP Gijsbert P. (Leiden Univ. Medical Center, Leiden, NLD) ,  DE VRIES Antoine A. F. (Leiden Univ. Medical Center, Leiden, NLD) ,  HOLKERS Maarten (Leiden Univ. Medical Center, Leiden, NLD) ,  VRIJSEN Krijn R. (Leiden Univ. Medical Center, Leiden, NLD) ,  GONCALVES Manuel A. F. V. (Leiden Univ. Medical Center, Leiden, NLD)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 37  号： 17  ページ： 5725-5736  発行年： 2009年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の研究によりエンドヌクレアーゼにより特定の座位で二本鎖DNA切断が起こると遺伝子の相同修復の速度が大きく増加することが報告され,高等真核生物における相同組み換え(HR)を利用したゲノム編集の新しい可能性が示されている。本研究では,ドナーDNAテンプレートとアデノ随伴ウイルス(AAV)Rep78およびRep68タンパク質を用いて,所定のヒト遺伝子座で配列および鎖特異的に切断すると,相同性を指向した遺伝子ターゲティングを大きく亢進されることを示した。これにより,二本鎖染色体切断の直接誘導以外の戦略を開発することにより,細胞や生物について効率的で遺伝性の標的遺伝子修飾を達成できることが示された。以上より,Rep媒介性のニッキングを介して細胞のHR経路を利用することにより,AAVエレメントを活用してヒト細胞に安定的に遺伝子修飾を行う戦略の範囲を拡大できることが示された。

シソーラス用語： *エンドヌクレアーゼ ,  遺伝子ターゲティング ,  遺伝子座 ,  アデノ随伴ウイルス ,  タンパク質 ,  DNA鎖切断 ,  相同組換
準シソーラス用語： *ニッキングエンドヌクレアーゼ ,  Rep78蛋白質 ,  Rep68蛋白質

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  遺伝子座 ,  相同性 ,  遺伝子ターゲティング ,  刺激