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J-GLOBAL ID：200902212607192480   整理番号：09A0859544

固体照明用のLED 性能の挑戦課題と最近の進歩

LEDs for Solid-State Lighting: Performance Challenges and Recent Advances

著者 (1件)： CRAWFORD Mary H. (Sandia National Lab., NM, USA)
資料名： IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics  (IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics)
巻： 15  号： 4  ページ： 1028-1040  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： W0734A  ISSN： 1077-260X  CODEN： IJSQEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 白色光の固体照明(SSL)を目的にしたLEDの開発における性能上の課題を整理し,最近の進歩をレビューした。InGaN系の青色LEDは内部量子効率(IQE)の限界を克服するためのヘテロ構造の開発が重点的に行われ,約70%のIQEが実現されている。最終目標のIQE≧90%を実現するための開発では,無極性結晶方位,歪緩和InGaNテンプレート,ナノワイヤエミッタなどの新材料の開発が行われている。青色LEDによるマルチチップ白色光照明を実現するには,黄緑色LEDの30%ないしそれ以下の低いIQEへの改善が大きな挑戦課題である。白色光固体照明はマルチチップLEDと蛍光体変換LEDのいずれの場合においてもInGaN LEDの動作電流が高いときの効率低下の改善が重要である。そのためのAuger再結合やキャリア注入/漏洩に基づく機構の解明が行われ,新しいヘテロ構造設計による改善が実現されている。LEDの光抽出効率の向上では,薄膜フリップチップ(TFFC)による顕著な改善が実現され,90%の目標値への到達も可能になっている。

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  *白色光 ,  *照明 ,  *光源 ,  レビュー ,  インジウム化合物 ,  ガリウム化合物 ,  窒化物 ,  青色光 ,  *量子効率 ,  素子構造 ,  無極性分子 ,  結晶方位 ,  緩和現象 ,  鋳型【鋳造】 ,  ナノワイヤ ,  エミッタ【半導体】 ,  蛍光体 ,  Auger効果 ,  キャリア再結合 ,  キャリア注入 ,  漏れ電流 ,  構造設計 ,  フリップチップ法
準シソーラス用語： InGaN ,  光抽出効率 ,  *内部量子効率 ,  歪緩和 ,  ヘテロ構造

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  光源,照明器具  (NB12020F)

タイトルに関連する用語 (2件)： 固体照明 ,  LED