抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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温室効果ガスの主要な構成要素であるCO
2を減らすためには,排出量を減らすことと併せて,植物による吸収・固定を推進させることが必要である。都市緑化等の推進は,その対策の一つとして重要な役割を担っており,その効果を定量的に明らかにし,京都議定書の報告等にも活用可能な算出手法の開発が求められている。本研究では,木質部重量の増加量からCO
2の固定量が算定できることに着目し,我が国の街路樹や都市公園などに多用されている樹木の部位毎の乾燥重量測定・樹齢判読等を行い,胸高直径を基にした樹木1本当たりの年間CO
2固定量の算定式の作成を試みることとした。これまでに,樹齢20年前後の6樹種を対象に同様の手法で研究・報告を行っているが,今回はその内の5種に新たな1種を加え,樹齢30年から50年前後の樹木を調査対象とし,先行研究のデータと合わせて解析した。その結果,樹齢50年前後までを適応範囲とする年間木質部乾重成長量の算定式とそれを基にした年間CO
2固定量算定式を作成した。今後さらなる研究を進め,都市緑化樹木のCO
2吸収・固定効果を明らかにすることで,都市緑化の促進に貢献するものと考えられる。(著者抄録)