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J-GLOBAL ID:200902212690894814   整理番号:09A1058702

アリルアミンとアリールまたはアルケニルハライドとのパラジウム触媒反応によるアジリジンの合成 syn-カルボアミノ化の証拠

Synthesis of Aziridines by Palladium-Catalyzed Reactions of Allylamines with Aryl and Alkenyl Halides: Evidence of a syn-Carboamination Pathway
著者 (3件):
資料名:
巻: 48  号: 39  ページ: 7224-7226  発行年: 2009年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アルケンと有機ハロゲン化合物とのパラジウム触媒分子内カルボエーテル化またはカルボアミノ化は,単一操作で炭素-ヘテロ原子および炭素-炭素結合を同時に形成させて,複素環化合物を合成する魅力的な方法である。これで数多の五員環-複素環が合成されてきたが,三員環-複素環は尚挑戦的課題である。そこで,この手法をカルボアミノ化まで拡大適用して,アリルアミンからアジリジンを得ることを考えた。まず,アリル位に2個のフェニル基を持つN-フェニルアリルアミンとアリールハライドまたはアルケニルハライドとをPd2(dba)3とSPhosとによるパラジウム触媒作用の下でナトリウムt-ブトキシド存在下に環流トルエン中で反応させて,対応するアジリジンを高収率で得た。種々のN-アリルアミンでも同様の結果を得た。ジアステレオ選択的なアジリジン合成も達成した。反応機構としてsyn-アミノパラジウム化によるアルキルパラジウム中間体を経てアジリジン化が達成されるとした。これを証明すべく,(Z)-末端重水素化アリルアミンと1,2-ジクロロベンゼンとを反応させて,3個の不斉中心を持つ単一ジアステレオマのアジリジンを合成した。このジアステレオマは1,2-erythro,2,3-erythro立体配置を持っていた。このことによってsyn-アミノパラジウム化が起きていることを証拠立てた。
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分類 (2件):
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三員複素環化合物  ,  貴金属触媒 
物質索引 (10件):
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