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J-GLOBAL ID：200902212708490244   整理番号：09A0924970

渡邊・馬場法による遠心振動下にあるロックフィルダムの残留変形評価

Residual Settlement Evaluation of Rockfill Dam under Centrifuge Shaking Table Test by Watanabe and Baba Method

著者 (2件)： 岡本敏郎 (芝浦工大) ,  嶋田賢 (鉄道情報システム)
資料名： ダム工学  (Journal of Japan Society of Dam Engineers)
号： 74  ページ： 67-75  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： L1393A  ISSN： 0917-3145  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,土構造物の耐震照査として,変形量評価を詳細に行って,機能面からの許容値との関係を検討することが行われている。今回,Newmark法をFEM解析に応用した渡邊・馬場の方法を用いて,遠心振動台実験によるロックフィルダムの観測沈下についてシミュレーションを行った。その結果,ダム高さの0.5%もしくは1m程度以上の沈下が推測されるとき,低密度の場合には渡邊・馬場の方法で十分であるが,高密度の場合にはとくに基礎の最大加速度が400galを超えると沈下量を低く見積もる可能性が高い。そこでその原因と改善策を考察した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ロックフィルダム ,  変形 ,  *地盤沈下 ,  *地震 ,  土構造 ,  振動台試験 ,  遠心力 ,  シミュレーション ,  安定判別
準シソーラス用語： *残留沈下 ,  残留変形

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (12件)：

• 地盤工学会: 土構造物の地震時における性能設計と変形量予測に関するシンポジウム発表論文集, 2007
• Newmark, N. M.: Effects of earthquakes on dams and embankments, Geotechnique, vol.15, 1965
• 国土交通省河川局: 大規模地震に対するダム耐震性能照査指針 (案) ・同解説, 2005
• 岡本敏郎: 既設ロックフィルダムで観測された地震時残留沈下に関する最近の傾向と影響要因の考察, 地盤工学会第46回地盤工学シンポジウム論文集 pp. 65-70, 2001
• Okamoto, T.: Evaluation of measured vertical and horizontal residual deformation at crest of rockfill dam under earthquake, IS-Shikoku 99, International Symp. on Slope Stability Engineering: Geotechnical and Geoenvironmental Aspects, Nov.8-11, pp. 631-630, 1999

タイトルに関連する用語 (4件)： 馬場 ,  ロックフィルダム ,  残留変形 ,  評価