抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生物時計は生物が持つ基本的なシステムであり,様々なモデル生物で広く研究されている。光合成を行う原核生物であるシアノバクテリアにおいては,3種類のKaiタンパク質とadenosine triphosphate(ATP)を混合するだけでタンパク質(KaiC)のリン酸化リズムとして時計機能を再構成できることが報告されている。これはいわば,タンパク質分子で構成されたナノサイズの時計である。本発表では,生物時計のより詳細な機構を明らかにするとともに薬剤輸送などの応用分野への基礎を築くことを目的とし,時計タンパク質分子のリポソーム中への再構成を行うための新しい再構成方法,技術の確立を試みた。(著者抄録)