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J-GLOBAL ID：200902212848126984   整理番号：09A0767093

乱流内で粒子凝結を伴う気泡浮選による介在物除去のモデル実験

Model Experiment on Inclusion Removal by Bubble Flotation Accompanied by Particle Coagulation in Turbulent Flow

著者 (4件)： ARAI Hirotada (PhD Student of Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ.) ,  MATSUMOTO Katsutoshi (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Hachinohe National Coll. of Technol.) ,  SHIMASAKI Shin-ichi (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ.) ,  TANIGUCHI Shoji (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ.)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 49  号： 7  ページ： 965-974 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼精錬における核発生,拡散成長,凝塊と除去などの介在物挙動は複雑なプロセスであるが,数学的シミュレーションにより各挙動を詳細に記述するのが可能でなる。多くの研究が介在物挙動の個別の機構についてはなされてきた。しかしながら,全体的な挙動は明確にまだ理解されていない,そして,特に,組み合わせられた現象の実験評価は現在まで十分には実施されていない。本研究では,電解質溶液中のポリスチレン粒子の凝結を伴った気泡浮選のコールドモデル実験を乱流条件下で撹拌槽内で行なった。更に,乱流における気泡浮選の経験的方程式を水モデル実験の観察結果から提案した。粒子凝固でのポピュレーションバランス方程式と経験的方程式を組み合わせて除去速度を予測した。更に,Nakaokaらによって提案されたポピュレーションバランス方程式に修正を加えた。結果的に,気泡浮選と凝結との線形連結モデルが様々な条件下での粒子数密度と粒度分布の時間依存性の予測へ適用できることが検証された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *気泡 ,  *介在物 ,  乱流 ,  モデル ,  ポピュレーションバランス ,  *除去 ,  粒度分布 ,  コールドモデル
準シソーラス用語： *浮選

分類 (1件)： 製鋼  (WD01060A)

引用文献 (35件)：

• 1) O. J. Ilegbusi and J. Szekely: ISIJ Int., 29 (1989), 1031.
• 2) A. K. Sinha and Y. Sahai: ISIJ Int., 33 (1993), 556.
• 3) L. T. Wang, Q. Y. Zhang, S. H. Peng and Z. B. Li: ISIJ Int., 45 (2005), 331.
• 4) Y. Miki, B. G. Thomas, A. Denissov and Y. Shimada: Iron Steelmaker, 24 (1997), 31.
• 5) L. Zhang, S. Taniguchi and K. Cai: Metall. Mater. Trans. B, 31B (2000), 253.

タイトルに関連する用語 (6件)： 乱流 ,  凝結 ,  気泡 ,  浮選 ,  介在物除去 ,  モデル実験